2026.05.20
M&A・統合
雇用の呪いとピボット
大胆な業態転換に成功した経営者は礼賛されます。私はそれがM&Aの究極の目的であるかのような言説には反対です。
かつて経営者には雇用の維持という規律が課されていました。この規律は消え、担保としての企業の継続にこだわる理由も消失しました。ピボットを強行する必要性は無く、経営者は自由になりました。
資本を溶かす異業種へのM&Aは最初から選択肢に入れない。雇用の呪いから解放された今、それが経営者に課された新しい規律です。