2026.02.24
計画・資本政策
カリスマとコーポレート部門
製造業の変遷を見た際、企業の黄金期が創業者やそれに準じる方の在任期間と一致する一方で、教科書的なガバナンス論からの逸脱に疑問を感じていました。先日製造業が長い方とお話しした際、この疑問が氷解しました。
その方曰く「製造業は投資が最重要なのだが、迅速に実施しなければならない。これはギャンブルに近い」とのこと。説明コストが高いにもかかわらず時間の猶予がない。この条件がカリスマ的な意思決定者を必要とする背景と見ます。
一方で、カリスマ個人のブラックボックスは投資対象にはなりえないでしょう。投資の天才と資本市場間の通訳。社外取締役とCFOを頂点とするコーポレート部門の究極の業務目的かもしれません。